臆病な僕でも勇者になれた七つの教え by 旺季志ずか 〜心のあり方を学べる入りやすい1冊

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え(旺季志ずか著)を読み得ました。
最近は自分の心の持ち方が最近きになります。

嫌われる勇気を読んだり、心屋さんの”「好きなこと」だけして生きていく。”を読んでも、なんか心がモヤモヤっとしたまま理解できずな感じでした。

でもこの「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」はもう少し踏み込んで心のあり方を理解できました。

ということで早速紹介しましょう。
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

臆病な僕でも勇者になれた七つの教えの物語のあらまし

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
サンマーク出版 (2015-12-10)
売り上げランキング: 711

生まれた時から髪と目が青い少年キラ。

彼は自分の髪と目が青いことで家族がバラバラになったと思い、そしてそれを隠しながら生きている。

キラの目から見た憧れの人物のスポーツ万能、クラスの人気もののリク。

彼らはふとしたきっかけで、手にすることで世の中を変えることができる”聖櫃(アーク)”が眠るクイチピチュを訪れ、聖櫃を手にすることができる「勇者」となるべく、7つの石を求めて冒険を始める。

メロンパン好きの老師(ラオシー)に導かれ、彼らは冒険を進める。

その中で敵となる「タマス」と激闘を繰り広げる。

途中で出会う天才少女「エリカ」。

それぞれの思いが交錯しながら聖櫃を手にするのは誰なのか?

といった感じで話は進んでいきます。
全部書くと本を読みたくなくなると思うので、このくらいで。

最後のシーンは読んでて泣けます。
僕は電車の中で泣くのを堪えました。

詳しくは本を読んでくださいね!!

七つの石を通して心のあり方を紹介する

この物語はアークを手にするために必要な七つの石を手にいれるために必要な心のあり方を教えてくれるのです。
それが全て自分に向き合うところと繋がっていきます。

それぞれの石の獲得が章立てになっています。
で今回はその各章からキーワードや、僕が気になった言葉を紹介します。

最初は意識を内側に向ける

ライトボールという言葉をつかって、自分の内側に目を向けることを教えてくれます。
これまだ僕もやったことないです。

呼吸をゆっくりして丹田を意識する。
これからの日常で毎日やってみようかな。

ワクワク羅針盤

自分が好きなことに関して「これだ」って思える体のサインを大事にしようということを教えてくれます。

これだいぶ僕も錆び付いてるなぁと思いました。
「ワクワク」するってことを選ばなくなった気がします。

これからはもっと「ワクワク」に目を向けていかないと。

どんな小さなことでもいいから自分が「楽しそう」と思える方を選択すること、それがワクワク羅針盤を機能させる方法です。

周波数を先取り

ここが僕的には一番「これか!」と思えたこと。

  • 思考を変える
  • 発する言葉を変える
  • というところから夢を描く「ライフログライン」を作ること。

    これです、これ。

    夢物語を作り、それが叶うと信じて、そのキャラを演じること。

    これができると大きく流れが変わってくるのかなと。
    僕はまだこの段階にいるんだと思います。

    ずーっと人と比較して自分が負けている部分だけを見つけて劣等感を感じることしていました。

    「だから自分はダメなんだと」

    そうではなく、

    「こうありたい」

    とイメージしてそれになれる姿を意識て、もしくはなったつもりで、行動するってことが流れを変えるんだと。

    嫉妬はな、その相手が受け取ってるものを、自分も手に入れられるという合図

    これもなるほどなと思ったところ。

    嫉妬する時って「くそう!あいつだけ」なんて思った時がほとんど。

    これを発想かえて「あぁ、僕もそういうのがほしんだ、それを今手に入れられてないから嫉妬してるんだ」となって、「僕もこれを手にすることができるんだ」と思えると気持ちが変わると。

    確かにそうです。

    自分にもこれがくるかもと思えれば全然気にしなくなります。
    むしろワクワクしますね。

    その人にしかない才能「ソウルビジネス」

    ここも結構ドーンと来たところ。

    そう皆それぞれ自分が持ってる才能がある。
    才能は多くの人が自分が普通にできているから気づかない。

    人と足並みを揃えてもしょうがない。
    仕事になるかなんて気にせず「ワクワク」したら進めと。

    これから「ワクワク」を探したいです。

    そしてどうしても哀しいことがあって、それを捨てたくなくて哀しみたいと思ったらそれでいいと。
    哀しいときはそれでいいと自分を受け入れることが大事なんだと。

    瞑想、そしてどんな自分にもオッケーを出す

    これがまだ自分のできていないこと。

    どんな自分にもオッケーを出す。
    なかなか難しい。

    この本の後半にも出てくる、勇気を持ってジャンプすることがまだちょっと抵抗がある。
    これを乗り越えられるとまた違う景色がみえるんだろうなと。

    でもこの本をよんで少し「できるかも」と思えたのは次の文章があったこと。

    思えなかったら、どんな自分も素晴らしいふりをしてみる。それくらいでもええ

    うーん、これならできそう。

    「こんなぼくでもいいんだ(すばらしいんだ)を思うだけならできそう」

    まずはここから始めてみよう。

    敵は自分

    最後は悪の化身の位置付けの「タマス」と対峙します。
    そこで「敵じゃなく、敵は自分の中にいる」ことに気づきます。

    僕の心にぐさっときたのが次の二つの文章。

    すべての目の前の人、できごとが、自分の鏡だってわかったんだ。きみは、僕の一部だって。僕は自分の中の欲望、毒々しい邪悪さ、弱さ、そのすべてにオッケーを出した。どんな醜い自分も赦す。そしてきみを、エリカを、タマスを信じる」

    目の前にあわられる、どんな人物も自分を映し出す鏡じょ。嫌いな人、苦手なやつがあらわれたときは、切り離した自分の部分を取り戻すチャンスなんじぇ。してはけいないことをやっているズルい人、すべきことをやっていない怠け者、正義を振りかざし人を裁く偽善者、欲望に走り人を騙す人、否定しだろうが全部、自分自身の陰の部分を見せてくれておるだけじゃ。赦しは最強のパワーじぇ。目の前の相手を赦したとき、自分のその部分も赦されて戻って来る。反対もしかり。自分自身の嫌な部分を赦していくと、嫌いない人はいなくなる。裁かれ切り離された部分がない人格ほどパワフルなものはない。それこそが真の勇者じょ。

    この自分の鏡って気づき大事ですね。
    目の間にいるのは「自分が欲しいもの」だったり「こうありたい」とか「こうしたい」って思うものなんですと。
    それが実現しているので、そこをうけいれて次に進むことを考えようと。

    この本を読んでどう感じたのか

    ちなみに最後の方ではあまりに感動しすぎで読んでいた電車の中で涙がでそうでした。

    この本を読んですごく感じたのは

  • やっぱり思考は現実になる
  • んだということ。

    僕は仕事でシステム運用をあっていて、昔は「もしかしたらトラブルがでて電話がかかってくるかも」って毎日不安に思っていました。

    そのせいでよくオペレーターから電話がかかってきました。

    ここ最近は「やることはやった、とりあえずであれ動いているので大丈夫、トラブルはおきない」と思うようにしましした。

    すると電話がかかってくることはなくなりました。

    そして「家族と楽しく笑顔でいたい」と思うようになりました。

    そうすると本当にちょっとしたことが楽しくて毎日家族みんなで笑顔でいれるようになりました。

    どれも思考が最初です。
    それに現実がすこしずついてきてくれているのです。

    それに昔は仕事で「あいつより俺は全然できてない、だから評価されないんだ」って思いがありました。

    いまでは僕は家庭を大事にしたい、家族と笑顔でいる時間を多くしたい。
    だから仕事はできる範囲、規則の範囲でやるときめました。

    そうする何か気持ちがらくになりました。

    よくまだわかってないんですけど、なんからくになったんです。

    もちろん嫌なことや失敗して周りに迷惑をかけることがあるかもしれません。
    でもそれも「今自分が選択した中でやった上で起こったことなんで、仕方ない」って。
    謝るなら謝るし、何か手を動かすなら動かそうと思えるようになりました。

    まだ心がついていってない部分がありますが、この本をとおして「今の自分」にオッケーをだせる気がします。
    今できることをしっかりやる。

    それができれば自ずと夢につながっって行くんだなと思いました。

    自分に悩んでる方。
    何がつかめるかはその人しだいですけど、読んでみるといいですよ。

    何かが変わりますから。

    臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
    サンマーク出版 (2015-12-10)
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