サッカーボーイズ 再会のグラウンドbyはらだ みずき〜子供がサッカーやってる人やボランティアコーチをやってる人に絶対に読んでもらいたい一冊 読書感想文にもおすすめ

サッカーボーイズ 再会のグラウンド(はらだみずき著)を読みました。
Facebookの友人が続篇を読んでいて、それが面白そうだったのでコメントしたところ、こちらのシリーズをすすめられたので、早速読んでみました。

いやー、時間をとって一気読みしました。
子供さんがサッカーをやってるご両親や、僕のようにボランティアコーチやってる人は、絶対に読んで欲しいです!

子供の読書鑑賞文にもおすすめですよね。

僕は何だかわかりませんが感動で涙しながら読んでました。
家で読んでよかった(笑)。

サッカーボーイズ グラウンドbyはらだ みずき〜子供がサッカーやってる人やボランティアコーチをやってる人に絶対に読んでもらいたい一冊

サッカーボーイズ 再会のグラウンド(はらだみずき著)は、本当にオススメですよ。

本のあらすじ

どこにでもある、地域のサッカークラブ、桜ヶ丘FC。
運営は参加している子供や卒業したOBの親によるボランティア運営。

この物語はその年の最高学年、6年生チームの始動からスタート。

監督の峰岸は、過去にこのサッカークラブでいい成績を収めたことで親御さんからは信頼もあり、チームを任されてます。
それ以外のコーチはサッカー経験者でない事からあまり口出しをする事もありません。

そんな中昨年もチームをキャプテンとして引っ張り、今年もキャプテンでスタートした遼介。

試合に勝てず、監督からの指摘を一手にうけ、本人のモチベーションも上がらなくなり、ついにはキャプテン交代。
そして地域の強豪チームから突如移籍してきた巧。

巧の移籍によりポジションまで奪われる遼介。
そんなますます居場所がないと思う遼介の前に、現れた新たなコーチ、木暮。

そして小暮の登場により突如チームの練習から離れる峰岸監督。

色んな人達のサッカーに関する思いが交錯しながら、進んでいき、ついに6年生最後の公式戦に。
途中に起こる事、そして最後の結末は本を買って読んで下さいね。

僕自身が感じた事

僕自身色々ありながら小学校から高校までの12年間、サッカーを続けました。
そして今では自分の子供のサッカークラブチームでボランティアコーチとして4年目です。

そんな中でこの本を読んで思った事です。

勝つ事がすべてではない

本当に子供たちはどう思っているのか?

当然勝てたほうがいいとは思います。

でもそのために本来自分がやりたい事をできなくなっていいのか?

ほんといやりたいプレーは何なのか?

そんな所をもう一度考えるべきなんだなぁと。

ボランティアコーチを引き受けた時や、コーチとして考えてる事も記事に書きましたけど、もう一度見直すべきだなぁと。

サッカーは誰のものなのか?

クラブチームという箱の中での主役は誰なのか?

それをもう一度考えて欲しいです。

僕は今目の前で必死であったり、楽しんだりしてボールを蹴っている子供たちだと思っています。

だから彼がこれからもずっとサッカーを好きでいてくれるように、できる事を伝えてるつもりです。

サッカーを通じて関わる人達に是非読んでもらいたい

書かれた時期が古いため、今のように8人制でなく11人制で書かれてたりしますが、感じるもの考えることに変わりはありません。

少年サッカーに関わる事がある人には、本当に読んでもらいたいです。

そして自分達がどうやっていくべきかをもう一度考えてみて欲しいです。

そういった事がギュッと詰まった一冊です。